親の思いと子どもの思い | 熊本市で児童思春期専門カウンセリングやトラウマのケアを行っております

こんにちは。CARNAです！
今日から3月ですね。春の兆しがちらほら見え隠れしていますが、
まだまだ寒かったり、暖かかったり、寒暖の差が激しいですね。
みなさまは、体調など崩されていませんか？

さて、当オフィスでは、親との関係で苦しんでおられる方が
たくさんいらっしゃっています。とても真面目で大人しく、
親に言いたいことを言えなかった方が現在の人間関係において
も生きづらさを抱えて苦しんでおられるのです。
家庭という外からは見えにくい空間の中で、本来なら安心できる
場所であるはずの家庭が安全な場所として機能していない場合、
子どもは、心に傷を負って、大人になってからも生きづらさを
感じてしまうのです。
大人になってから、自分の問題は親との関係が影響していると
気づき、「自分は毒親に育てられた」「親は今でも干渉的で支配
しようとしている」などと悩みを相談される方がたくさん来られ
ています。中には、「親が自分を傷つけたことを認めてくれない」
とか「自分が苦しかったことを伝えても逆ギレされた」とか、
親の認識と子どもの認識が大きく食い違うことがよくあります。
不登校の子どもさんでも、親の前では硬い表情でほとんど話さ
ないのに、親と離れて私と二人きりになると、自分の気持ちを
話してくれることがよくあります。

カウンセリングでは、様々なトラウマケアの技法を用いながら、
クライアントさんの中の傷ついた子どもの自分を癒していくこと
で、人間として成長し、健全な人間関係をつくっていくことを
目指しています。そうすることによって、本来の自分を取り戻し
幸せな人生を歩み始めることができるのです。