こんばんは。CARNAです。
ご無沙汰してしまいましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?梅雨も明けて、ますます暑い日々ですが、お身体にはくれぐれもご自愛くださいね。
さて、今日はトラウマと罪悪感について書きます。
私はいつもトラウマを抱えた人のセラピーをたくさんしていますが、ほとんどの方は非常に強い罪悪感や自責感を抱いていると感じています。なぜか被害者であるのに、「自分が悪いからこんなことが起きたんだ」と思って自分を責めています。また、いくつものトラウマを抱えている人や何度も繰り返し辛い出来事を体験している人は、無意識のうちに自分に罰を与えるかのように、いばらの道、危険な道を選んでしまっていることがあるのです。セラピーで過去の記憶にアクセスすると、自分でも忘れていた記憶、封印していた記憶が出てくることがあります。それは、良い記憶の時もあるし、思い出したくない辛い記憶のこともあります。みなさんは、自分でも意図しないところでそんな記憶が出てくるのは怖いと思われるかもしれませんが、それは扱えるだけの準備ができたということでもありますし、潜在意識が必要に感じてその記憶を思い出させているのかもしれません。その記憶をしっかり処理することができると、治療の流れが大きく展開し、良い方向に向かうことができるのです。